【土地と建物だけじゃない!?】家づくりにかかるお金まとめ
家を建てたいけれど、何かにつけてお金が心配だよね。
土地と建物本体だけの見積もりで予算いっぱいならお金が足りないって本当?
この記事では、家づくりでかかるお金について、どのタイミングでどんな費用がかかったかについて紹介します。
この記事を読めば、家づくりのリアルなお金事情を知って、見通しをもって計画的に予算を組むことができ、納得できる家づくりにつながるはずです!
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土地にかかるお金
家を建てるためにはまず土地を用意しないとね!
土地代
販売されている土地の本体代金です。
仲介手数料
不動産会社など仲介経由で土地を購入した時に発生する費用です。
購入時一括で請求される場合や、契約時と決済時に分割される場合などがあります。
購入する土地の○%という請求が一般的なので、知らないと、『このタイミングでこんなにお金を用意しないといけないの?』と驚きますよね。土地探しを始めたら、仲介手数料についてタイミングや割合を確認しましょう。
契約印紙代
不動産や土地の貸し借りや売買に関する契約書では収入印紙を貼付しなければなりません。(法で定められた課税文書を発行するとき税金を納める必要があり、印紙を貼って支払っている)
契約内容によって数百円の印紙から数万円の印紙まで必要になる時もあります。
現金でやり取りする場合もあります。
登記費用
土地の所有権を移転させたり、抵当権を設定する必要があります。
不動産の登記は専門的な知識が必要なので、司法書士へ依頼するのがほとんどです。
不動産会社で提携している司法書士事務所に依頼すべき場合と、自分で依頼先を決められる場合があるので、『知り合いの司法書士に頼みたい』など希望がある場合は可能か確認しておくと安心です。
司法書士への報酬とその他税金(登録免許税・印紙税など)などがかかります。
固定資産税・都市計画税の清算
年度途中で土地を購入した場合、固定資産税や都市計画税を前の持ち主と所有している期間に合わせた割合で負担し合う必要があります。
振り込み手数料
代金の支払いは口座からの送金がほとんどなので振り込み手数料などがかかります。
建物にかかるお金
建物本体代
HMや工務店によって変わる基本の建物本体価格。
間取りや坪数によっても変化します。
オプション費用
本体基本工事の他に設備をアップグレードしたり、収納を増やしたり等追加工事が必要な場合はオプション費用がかかります。
オプション費用が高額になりすぎないようにするためには、HMや工務店の標準仕様について事前に確認しておくのがいいでしょう。
建物の解体・地盤改良費用などその他本体付帯工事費用
元々建物がある土地を購入した場合、解体費用がかかります。
また、家の基礎を作る下の地盤はかたくなければなりません。基準に満たない場合地盤改良が必要になります。必要かどうか正確には調査してみないとわかりませんが、地盤改良が必要そうかどうか目安として購入前に確認しておくと安心です。
場合によっては数十万から数百万とかかり、事前に知らなければ予算オーバーしてしまうなんてことも。
その他工事を安全に進めるために必要な経費などもかかります。
また、カーテンや照明、水道工事にもお金がかかります。
申請費用等
設計料や工事監理料、建物や地盤の調査費用、建築確認申請代行費用、構造計算費用など、また長期優良住宅などに申請する場合はその申請費用もかかります。
登記費用
建物も土地同様登記する必要があります。
振り込み手数料
高額のやり取りとなるため基本的には振込です。
ローンにかかるお金
契約印紙代
住宅ローンの契約書も課税文書の一つなので、収入印紙を貼る必要があります。
事務手数料・融資手数料
住宅ローンを組む金融機関によって呼び方が違うことがあります。
住宅ローン借り入れに必要な事務手続きにかかる費用で金融機関に支払います。
保証料
住宅ローンを組んで、返済不能になったときに一時的に返済を肩代わりしてくれる保険会社に支払うお金。
金利に上乗せするタイプと契約時に一括で支払うタイプがあります。
金利
借りているお金に対して支払う利息。
金利が固定される全期間固定金利型や半年ごとに金利が見直される変動金利型、一定期間の金利が固定される固定金利選択型などいろいろな種類があります。
変動金利の方が金利が安く設定されていることが多いですが、固定金利は変化がない分、安心感がありますよね。
また元利均等返済と元金均等返済という支払い方を選択する必要があります。
金利の問題は素人には本当に難しい!私たちはファイナンシャルプランナーに相談して、自分たちの今後の生活について考えたり、金利について仕組みを教えてもらった上で選択しました。無料で専門知識のある人に相談できるのは嬉しいですね。
また、住宅ローンは借りる金融機関との相性が大切です。
自分たちに合った金融機関を見つけるために比較するのも大切ですね。自宅で無料でできるサービスもあります。
外構にかかるお金
外構はデザインやしたいこと、契約する会社によってかかるお金が変わってきます。
例えばこんなものが必要です。
駐車場・カーポート
車をもっている人、将来買う予定がある人は駐車場が必要ですね。
防草シート
草抜きは本当に大変!事前に対策しておくといいでしょう。
防草シートは自分で貼る!という方もいますが、すごく労力が必要。うまくはれていないと隙間から草が生えてきたり使うシートによっては効果が薄かったりすることもあるそうです。
門柱・表札・宅配ボックス・ポスト
門柱にポストや宅配ボックスを埋め込んだり、インターフォンをつけたり、表札をつける方が多いです。
我が家は宅配ボックスは後から購入して設置しています。
専用ベースをつけると高さが出るので取り出しやすい&水濡れからも守られる!
植栽
植栽の雰囲気で家の外観はだいぶ変わります。
フェンス
土地を買うときに、隣の家との間に境界フェンスの設置を義務付けられることも。
また、庭がある場合には外からの視線を阻むフェンスの設置も必要になりますね。
庭
タイルデッキやウッドデッキをつけて外でも過ごしやすい空間を作ることも。
花壇や家庭菜園用の小さな畑を作ったり。
外構は工務店やHMが提携している業者か、地域の業者に依頼するか、DIYするかになるかと思います。
HMでの見積もりと合わせて、他業者の見積もりを取ることで、適正価格で希望を叶えることにつながります。無料のサービスをうまく利用しましょう。
保険にかかるお金
団体信用保険
住宅ローンを組む場合、たいていは団体信用保険に加入する必要があります。(融資の要件になっている場合が多い)
一般的に死亡などにより契約者が支払えなくなった時に保険会社がローン残高に相当する保険金を金融機関に支払ってくれます。
火災保険
こちらも住宅ローンを組む場合、ほとんどの人が加入する保険です。
火災保険は火事の時だけでなく、保証内容によって風災や水災、破損汚損や盗難などにも対応しており、暮らしを守ってくれる保険です。
でもいろんな種類の保険があってわからないというのが実際のところ。
私たちは無料で一括見積もりで比較してから選びました。
地震保険
火災保険と一緒に契約することが多い地震保険。
日本は地震の多い国なので心配ですよね。
家の耐震等級や構造によって割引などがあることも。
税金
固定資産税
土地や家屋にかかる税金で毎年1月1日現在の状態で算定されます。
場合によって減税措置もあるため、申請が必要です。
都市計画税
地域によって異なります。
住んでいる地域の道路や水道、公園など公共施設の整備や土地区画整理事業などに使われます。
不動産取得税
不動産を取得したすべての人が対象の取得したときに1度だけかかる税金です。
所得などによって減税措置もあるため、住んでいる地域の税事務所に確認する必要があります。
家具・家電購入費用
これまで使っていた家具を持ち込む場合は不要ですが、新しく購入するものがある場合予算を組んでおく必要があります。
家電は店舗で買う場合、ネットで相場を調べたり、いくつかの店舗で見積もりを出したりして交渉することができることがあります。
家具はいろんなテイストがあって迷いますよね。まずは見るだけでも想像が広がって楽しいです。
引っ越し費用・処分費用
引っ越し業者費用
私たちは、自分たちで車を借りて引っ越しをしたのですが、本当に大変でした。
マイホームに引っ越す場合は引っ越し業者を利用する方がいいかと思います。
引っ越し業者もたくさんある中からお得で自分たちにあった会社を選ぶためには一括見積もりで比較するのがいいでしょう。
リサイクル費用
引っ越しにあたって不要なものを処分するには、地域のリサイクルについて調べるといいでしょう。
業者に頼むこともできますが、地域のサービスと比べると高くなることが多いです。
また、売れるものはリサイクルショップに持って行ったり、引き取りに来てもらうと臨時収入もあってお得です。
光回線・アンテナ
テレビを見たりインターネットに接続したりするためにはアンテナを取り付けたり、光回線を引き込んだりする必要があります。
地域密着型の会社もあれば、携帯などと一緒に契約するとお得になるプランのある会社もあります。
メンテナンス費用
住んで終わりじゃないのがマイホーム。いつの日かかかるメンテナンス費用を積み立てておく必要があります。
無料のメンテナンス期間などはHMや工務店によって異なるのでアフターサポートについても確認しておくと安心です。
メンテナンスが必要になるのは例えばこんなこと。↓
外壁
クロス
屋根
水回り設備
白アリ対策
家具・家電
まとめ
今回は家づくりにかかる費用について紹介しました。
想像してたこと以外にも「そんなことにお金がかかるのか…。」と不安になった部分もあるかと思います。
無料の相談サービスや比較見積もりサービスをうまく活用して少しでも負担が抑えられるようにしたいですね。
HM、工務店選びも予算との兼ね合いが重要。希望の間取りの見積もりを無料で比較できるサービスもあるので試してみてください。
この記事がみなさんの「納得できる家づくり」につながると嬉しいです。
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