【失敗しない】注文住宅の打ち合わせで決めることリストと5つのコツ
家づくりに後悔はつきもの。
だからこそ納得できる家づくりを。
「後悔したくない!」誰だってそう思いますよね?私たちもそうでした。でも条件や好みは人それぞれ、流行りは移り、新しいアイデアもどんどん出てくる中、絶対後悔しないなんて難しい。だからこそ、後悔をなるべく減らして「これもいい」と納得できる家づくりを。
建築会社と土地の契約が済むと、次に始まるのが「打ち合わせ」です。
担当の人に任せておけば安心だよね?
この考え、実はNG!
注文住宅は自分たちの思い通りの家を建てられる分、打ち合わせで決めることは想像以上に多いです。
建築会社によっては打ち合わせに回数制限があります。回数制限がなくとも、打ち合わせをするほど時間も労力も消費し、建てたいタイミングを逃してしまうことも。
そのため、自分たちで打ち合わせに備えることが重要です。
この記事では、
注文住宅の打ち合わせで決めることリストと失敗しないための5つのコツについて紹介していきます。
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知らずに失敗!?
慎重派でこだわりの強いの私たちですが、実は打ち合わせで失敗した経験が…。
建てたい希望の時期から逆算すると、必然的に「ここまでに打ち合わせを終わらせておくべき」という期日が出てきます。
私たちの場合、その期日が賃貸マンションの更新前でした。
更新料って結構かかるし、それまでに家を建てちゃえ!
そう意気込んでいた私たちですが、
こんなところまで決めるの?思ってたより決めること多いな。
そんなすぐには決断できないし、更新までに間に合うかな。
想定していた以上に決めることが多く、「慎重派・こだわり強め」な私たちは決断に時間もかかってしまいました。
さらに他の想定外な出来事も重なったこともあり、結局更新前のタイミングを逃すことに。
同じような失敗を防ぐためには、やはり事前に自分たちで備えることが重要です。
打ち合わせで決めることリスト
事前に打ち合わせに向けて備えるためには、「決めること」を把握しておく必要があります。そこで、私たちの経験をもとに注文住宅で決めることをリストにしてみました。
「⚫︎決めること」に加え、「ー検討しておきたいこと」も載せてあります。「そんなところまで?」「確かに考えておかないと!」という内容がたくさんあるので要チェック!
間取り
- リビング配置
- 吹き抜け
- 折り上げ天井・降り下げ天井
- 間接照明、カーテンレールの埋め込み
- ヌック
- ニッチ
- 大まかな家具家電の配置
- キッチン配置
- ダイニング配置
- 横並びor対面
- お風呂・脱衣所配置
- 洗面配置
- トイレ配置
- 収納配置
- 玄関配置
- シューズクローゼット
- 土間
- おかえり小手洗い有無
- 階段配置
- リビング階段or廊下階段
- 種類①
- 直階段
- かね折れ階段
- 折り返し階段
- 周り階段
- らせん階段
- 種類②
- 箱型
- オープン
- ひな壇
- 片持ち
- バルコニー有無
- インナーバルコニー
- ルーフバルコニー
- スカイバルコニー
- サンルーム有無
- 寝室
- 子ども部屋有無
- 元から仕切るor後から仕切る
- スキップフロアの有無
- 0.5階、1.5階、2.5階
- 窓
- 引き違い窓
- シングルハング
- すべりだし窓
- 縦すべりだし窓
- FIX窓
- 内・外倒し窓
- 折りたたみ窓
- 庭の有無
- ウッドデッキ・タイルデッキ
- 天然芝・人工芝・砂利
- 植栽
- 水栓
- フェンス
- 軒の長さ・屋根の有無
- 駐車場配置
収納計画
- ファミリークローゼット
- 土間
- 屋根裏
- 棚の種類(固定棚or可動棚)
- 棚の高さと幅
- ルンバ基地
- 収納内コンセント
外観
- 外壁
- 窯業系サイディング
- 金属系サイディング
- 樹脂系サイディング
- 木質系サイディング
- モルタル
- タイル
- 屋根
- きりづま屋根
- よせむね屋根
- 片流れ屋根
- ほうぎょう屋根
- 軒天
- 雨樋
- メーター
- 室外機
- シャッター
建材
- 床材
- 巾木
- 窓枠
- 笠木
- 手すり
- ドア
設備
- キッチン
- 壁付け型or対面型
- アイランド
- ペニンシュラ
- セパレート
- カップボード
- 飾り棚
- L型
- お風呂
- 洗面
- トイレ
- 1階のみor2階にも
- タンクレスorタンクあり
- 小洗面の有無
- 窓の有無
- ペーパーホルダー
- 収納
電気配線
- スイッチ・コンセント
- 位置
- 高さ
- デザイン
クロス
- メイン
- アクセントクロス
- 天井
照明
- 位置
- 高さ
- 種類
- ペンダント
- ブラケット
- シーリング
- ダウンライト
- スポットライト
- シャンデリア
- スタンドライト
- ポーチライト
- シーリングファン
カーテン
- デザイン・機能
ここまで「決めることリスト」を紹介してきました。
打ち合わせでは、それぞれのサイズやカラーなどの検討も加わります。こだわりたい箇所であれば、決めることがさらに増えることになります。
失敗しないための5つのコツ
スケジュールを確認する
打ち合わせの進め方は建築会社によって異なります。そのため自身のハウスメーカー・工務店に打ち合わせスケジュールの確認をしておきます。
確認不足で「せっかく事前に考えてきたのに、今日は違う内容の打ち合わせだった。」なんてことにもなりかねません。
また、最終的な図面の確定後は変更にお金がかかります。
そのため、「いつ・何を決めるのか」打ち合わせのスケジュールをしっかりと確認しておきましょう。
標準仕様を確認する
「打ち合わせで決めることリスト」を確認した人の中には、
これ全部決めないといけないのか…。
と思った方もいるでしょう。
そんな方は「標準仕様」を採用するのがおすすめです。標準仕様はハウスメーカー・工務店が各自で定めた基本的な仕様のことです。
特に希望がない場合にこの標準仕様を採用するのが手っ取り早いです。
また、私たちと同じくこだわりが強い方にとっては、標準仕様で納得できるのかどうか検討しておく必要があります。
記録に残す
手間はかかりますが、毎回の打ち合わせ内容を記録に残しておくことをおすすめします。
記録に残しておけば、後々の確認もスムーズで、余計なトラブルも防ぐことができます。
打ち合わせが進んでいくと、「あれは何を選んだっけ?」「これの注意事項って何だっけ?」など、どうしても肝心なことが思い出せなくなってきます。
最悪の場合、「言った」「言ってない」などの問題にも発展しかねます。
そのため、なるべく記録に残しておきましょう。
メリハリをつける
「こだわるところ」と「標準仕様でいいところ」、メリハリをつけるのが重要です。
自分たちの大切な家。採用する物もどうしても「質の良い方」を選びたくなります。ですが、何でもかんでも取り入れていたら費用も膨大に。
家づくりの全体をみて、こだわるところにはこだわる、それ以外は標準仕様を検討する。このメリハリをつけることが時間・費用の両面で効果的です。
施主支給・造作の検討
施主支給や造作の検討も視野に入れておくのがおすすめ。ただし採用にはメリット・デメリットがあるので、それを踏まえて考える必要があります。
まとめ
今回は、注文住宅の打ち合わせで決めることリストと失敗しないための5つのコツについて紹介してきました。
打ち合わせは、決めることが多く時間もかかるため、かなり疲れる作業です。
事前に決めることを把握し余裕のある時に検討。そして、5つのコツを意識して望めば、きっと納得できる家づくりにつながるはずです。
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